屋久杉ランド → 太忠岳 <疲労度>★★★★★

かかった時間 6時間15分

名前が「屋久杉ランド」と少々安っぽい(すみません。。)ネーミングでは

ありますが、ところがどっこい30分コースから150分コースまで十分に

屋久杉を楽しむ事ができます。なかなかどうして。結構本格的なのです。

 

つつじ河原でお水を飲んだり、ポットホールを見たりして一息つくのも

おすすめです。お水が綺麗です。飲む事もできます。

 

蛇紋杉のある所からが太忠岳行きの入り口ですが、ここから本格的な登山道に

なります。ここからは少々気合いを入れて行きましょう。

 

頂上直下の大岩の辺りでは疲労のピーク。道行く外人さんにあと45分ぐらいと

言われ疲労度がさらに増しました。笑 ここからが長い。

 

それと、赤いビニールテープを頼りに歩きますが、疲れていると見過ごしがち

ですので道を外れないように気をつけて登りましょう。

 

見晴らしは最高です!この景色でお弁当を食べるのがまた格別。笑

 

 

屋久島よもやまばなし

 

屋久杉ランドを歩いている時に屋久島在住姉から聞いた話を載せときます。

 

  • 屋久島の川はきれいすぎてお魚が住めないらしいです。

 

  • 途中リンゴツバキの木があるのですが、結構固い。なんで固くなったかというと、ツバキシギゾウムシという天敵から身を守るためにどんどん進化(固く)したためだということです。

 

  • 屋久杉は樹齢1,000年以上のものを指し、樹齢1,000年未満のものは「小杉(こすぎ)」と呼ぶそうです。

 

  • 登山途中の解説版に書いてあるのですが、かつて農民は杉には神が宿っていると信じられていて、伐採には反対だったのですが、江戸時代に、ある儒学者が杉に棒を刺して、明日までにこの棒が倒れなかったら伐採しても大丈夫。と行った風に農民を納得させ、伐採によって農民の貧困を救ったそうですが、解説版をよーく見てみると、「言葉巧みに農民を云々・・・」と書いてあるところがテープで隠れていて、この書き方はまずいだろうなんてやり取りがあったのだろうと思い、思わず「にやり」としてしまいました。笑 まぁ確かに言葉巧みだわと。笑

 

なのでその後はテープで隠れた文字を逐一チェックでした。笑

 

 

それと、最近の観光客の増加の為、根元を踏み固められ、心ない観光客によって木の皮を剥いだり等されてしまい、弱ってしまって、根元に入られないように囲ってある杉がありました。

 

なるべく根っこの辺りは踏まないように、ずっと屋久島を楽しめるよう、マナーは守って自然に優しい登山をしたいものですね。